株式会社フジヤマ(本社:東京都千代田区、代表:吉井順子)は5日、12月初旬をめどに、株式会社アルク(本社:東京都杉並区、代表:平本照磨)、セーバー株式会社(本社:愛媛県松山市、代表:二宮宏)と共同開発した、多言語字幕付きの中国語学習動画アプリ「動画でニイハオ」の提供を開始することを明らかにした。まずはiPhone向けアプリを皮切りに、来年1月にはBlackBerry向けの提供を開始する。
「動画でニイハオ」は、さまざまなシチュエーション動画の字幕(中国語、日本語、英語)を確認しながら中国語をマスターしていく学習用アプリ。220のシチュエーション・22のカテゴリーで構成されている。当初のカテゴリーは、あいさつ編、自己紹介編、レストラン編、交通機関編、ホテル編、ショッピング編など。1カテゴリーの尺は約5-6分で、約15-40秒の10シーンで構成。各カテゴリーの会話内容はアプリ購入前の段階でテキスト確認できる。
アプリ自体は無料で提供。ユーザー負担は1カテゴリーあたりの料金115円のみ。なお、22カテゴリーをまとめて購入した場合は、1,400円と割安な料金設定にしている。
「もともと多言語という切り口の中で、携帯電話では各国で違う仕様が使われており、それに合わせた開発には時間とコストがかかる。現在、iPhoneで約3,000万人、Blackberryで約5,000万人もユーザーがいるスマートフォンであれば、世界に向けて展開しやすいと考えていた」(フジヤマ代表吉井氏)
現在「中国語学習の熱が高まってきている」(吉井氏)中で、まずは初心者を中心とした利用を想定。当初は配信対象となるモバイル機器が普及している北米などの利用比率が高まるとみている。また今後は法人向けサービスの検討や、来春のAndroid対応、ヨーロッパ言語対応などを予定している。
株式会社フジヤマ http://www.fujiyama1.com/
株式会社アルク http://www.alc.co.jp
セーバー株式会社 http://www.saver.jp |
コメント